「私の店のこれが一番」第６回目は、天まちサロンからも近いぴらもーる通りにあります『集景堂』におじゃましました。
今回、集景堂代表取締役社長の俣野さんにお話を伺うことができました。
集景堂さんは、明治４４年創業で、今年で102年目を迎えるそうです。当時は御着屋交番近くで経営されていたそうですが、昭和に入ってから現在の場所に移ったそうです。
お店の入り口から壁一面に色々な額縁に入った絵がズラリと飾られてありました。ひとつひとつじっくり鑑賞したくなるくらい素敵な絵が並んでいました。
２階に上がると絵画の画材がまたもやズラリと並んでおり、その品揃いについ、ため息が漏れてしまうほどでした。絵具の色の種類も豊富でびっくりしました。
俣野さんにお店の一番をたずねると、掛軸の品揃えが多い事だとおっしゃっておりました。
現在、自宅に掛軸を飾る和室の家が少なくなってきているが、集景堂さんではどの掛け軸も1点もので中には大変貴重な掛け軸もあるそうです。
最後に、今後どのようなお店にしていきたいかうかがうと、扱っている商品が専門的な物だけにお店の中に入りにくいように思われがちだが、目的以外の方や若い方々にも気軽に立ち寄っていただきたいと話されていました。
店内には、絵画や掛け軸のほかに鹿児島の観光地や桜島の絵葉書等も販売されており、ひとつひとつ手にして見たり、店内の絵を鑑賞するだけでも楽しいですよ。
天文館に来られたら、是非、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。芸術の秋、素敵な絵に出会えるかも・・☆
