3月5日(土)WE LOVE 天文館協議会と福岡大学による「消費者行動調査」の報告会がありました。
報告の内容は、昨年11月に実施された福岡大学による消費者行動調査。今回で3回目を数える調査報告はマルヤガーデンズ開業後の調査となるため、人の流れがどう変化したかが注目されました。
結果的には、天文館での滞留人口は減少したものの、「天文館へ行こう」という意識を持つ人の数は多くなっていること。
しかし、目的の買い物が達成できる「目的達成率」のポイントが下降し、天文館に来る人が希望する「お店や業種が少ないのではないか」というレポートもありました。
なかでも映画館の要望は多く、福岡大学の理論値では映画館が完成すれば、年間39万人の来街者が見込まれるとの数値には、少し驚きました。
福岡大学の斉藤参郎教授によれば、「これからは人の流れを正確につかみ、まちづくりを実施しなけれならない」との主張を日ごろから行い、九州新幹線前線開業による人の流れは、今後まちづくりに大きな関わりを持ってくると予想しています。
詳細なレポートは5月のWE LOVE天文館協議会総会にて資料という形で公表できるとのことです。
レポートは現状を見据えて、将来の対策をたてるものです。願わくば、このレポートを基に街の人が皆、一つの方向性を見出してくれる・・・と、夢想した2時間30分でした。